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事業と財団

沿革と主な事業

斎藤茂吉の偉大な文学的功績を讃えるために建設・設置された斎藤茂吉記念館は、1968年(昭和43年)9月1日の開館当初は上山市立として運営されていました。しかしその当初から、ゆくゆく事業を引き継ぐ財団法人設立の構想が練られていました。公益財団法人斎藤茂吉記念館は、その構想に基づき、「斎藤茂吉記念館を設置し、郷土が生んだ歌人斎藤茂吉の偉大な文学的功績を讃え、茂吉に関する資料を収集保存し、その業績を永く後世に伝えるとともに、地域の学芸及び文化の向上発展に寄与する」ことを目的として、1983年(昭和58年)に設立されました。

当財団は、設立と同時に斎藤茂吉記念館の運営および事業を上山市から受け継ぎ、現在に至っています。

この間、1985年(昭和60年)には博物館法に基づく「登録博物館」に登録。また、1989年(平成元年)には、設立の当初から財団移管後の私有財産遺贈にいたるまで、本館発展に尽力された守谷誠二郎氏(茂吉の甥)の功績により、大規模な建物の改修と増築工事を実施、記念館の床面積、展示規模・内容が大幅に拡大されました。

記念館の公開・運営のほか、当財団が、斎藤茂吉の業績の顕彰・普及と短歌を中心とした学芸・文化の普及拡大と振興などを目的に取り組んでいる主な事業は、次のとおりです。

公開講座「斎藤茂吉」
定例歌会
出前(出張)講座
作歌のための短歌講座
斎藤茂吉ジュニア短歌コンクール 茂吉短歌ポスト